みなさん、こんにちは。
ブログ投稿にはまっていると言いながら、
2週間ぶりにお目にかかります、新人の丸井です。
先日、朝の通勤電車の中で、このような広告を見つけました。
「スランプよ、ありがとう。」
このタイトルを見た瞬間、まだ少しぼぉっとしていた頭が急に冴え、
この文章に釘付けになりました。
「スランプに感謝するなんて、さすが…!」と思いながら
読み終えた私は、車内は比較的混んでいたにも関わらず、
思わず写メを撮ってしまいました。
この文章を残したくて。
プロゴルファーの宮里藍選手が、この広告の為に書いた文章なのですが、
写真では見づらいかと思うので前半部分を抜粋してご紹介します。
「4歳の頃からの夢だった。
今年5月、ニュージャージー州で行われた、
忘れられない試合。
私は、米ツアーで今季4度目の勝利をあげた。
そして日本人初の世界ランキング1位になることができた。
うれしかった。でも、それはゴールではなく、
プロセスだと思うようにつとめた。
だって、大きなスランプを乗り越えて、
やっとたどり着いた場所だから。
本当の勝負は、これからだ。
2006年、20歳の時、米ツアーに初めて参戦。
その後、私はスランプに陥った時、
コーチから学んだことを強く胸に言い聞かせた。
それは、自分に期待しないで、
目の前の一打に集中するということ。
ただ、それだけだった。
ただ、それだけを繰り返してきた。
-後略- 」
”自分に期待しないで、目の前の一打に集中する”
自信は持つ。けれども過信はせず、
目の前のことに、持てる力、出せる力を全て出す。
つまり、自分がやってきたことを信じて、全力で臨む。
そういうことだと、私は解釈しました。
練習や学習、準備など、それまでにやってきたことがなければ、
逆に「できる…かも」「何とかなる…かも」と期待してしまうだろうし、
「これが終わっても次があるし」「他にもやることあるし」
などという邪念や怠惰な気持ちが少しでもあれば
「目の前の一打」に集中することはできないと思います。
私たちの場合、
目の前にいらっしゃるお客様に、いかに全力でおもてなしができるか。
心から「お客様の満足」を想って、案内やインテリア提案ができるか、
ということになります。
そして、これを実際の接客で全力で行うためには、
日頃からの「準備」も必要です。
スランプを経験してこそ気付くこともたくさんありますが、
それに「ありがとう」と言えるように
いかなるときでも、愚直に「目の前のことに全力で取り組む」
ようにしなければならないと思いました。
常に全力で接客をしようと、改めて考えることができた朝でした。
スポーツ選手の言葉は、
いつも自分を見直すきっかけを与えてくれる気がします。
試合のプレーで感動をくれ、その前後の言葉で勇気をくれる。
素晴らしいですね。
これからも、多くの学びを得ていこうと思いました。
それにしても…
車内での写メはまずかったかなと、今更後悔をしています。
ただ、あの時の全力が「写メに残す」ことだったので
よしとします!笑。
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